iPhoneのカメラを60fpsにする方法

iPhoneのカメラを60fpsにする方法

webカメラがわりにiPhoneのカメラを使ってOBSで録画・配信をする方法を調べていたときに、そもそもiPhoneのカメラで60fpsになってなかったら、OBSやらなんやらの画質の設定をいくらがんばっても意味ねーよな?って気づいて設定を確認したので備忘録を書いておきます。
今回の記事で紹介しているのはiOS14です。アップデート等により方法が変わる可能性があります。

iPhoneのカメラ設定の確認のしかた

設定 > カメラ > ビデオ撮影

デフォルトだと30fpsです。

ここで60fpsを選択すればOKです。簡単ですね。

こうなります。

ちなみに「ビデオ撮影」の下の方に「FPS自動調整」という項目があります。

説明に書いてある通りで、撮影している被写体の動きなどに合わせて自動調整してくれるそうです。
低照度、ようするに露光が足りなくて暗いシーンの場合に、あえてフレームレートを下げてくれるってことですね。

どんな動画を撮影するかによると思いますが、ディズニーランドとか行って撮影するのと、自宅の部屋で手元の作業を撮影するのとではぜんぜん違いますよね。
後者の場合は照明など撮影環境はむしろ固定されていて、勝手に設定が変わるほうが困ると思うので、オフにしておいたほうが良いかもしれません。

なぜ30fpsがデフォルトなのか

単純に30fpsのほうが容量が少なくて済むのと、いわゆる一般人が撮影するホームビデオなどでは60fpsもいらん、ということでしょうね。

とくにリテラシーが高くない層は、iPhone自体も安く買うためにストレージが少なかったり、そのうえクラウドサービスにバックアップなんかもしてなかったりするかもしれません。
そうすると60fpsがデフォルトになっているとあまりにも撮影できる容量が少ないので、不便に感じてしまうと思います。

理不尽ですがそれでiPhoneの評価が下がったりしてしまうと意味ないので、fpsって何?がわかってる人、画質にこだわる人だけが60fpsに設定すりゃー良い、ということですね。