見落としていたミカグラ文字探しの旅、つづき。
こんなに何記事も書く予定じゃなかったのに…沼め…
これまでの記事
This is an article that considers the Mikaguran letters that appear in “Buddy Mission BOND”.
If you know Hiragana, you can enjoy it more.
裏路地のミカグラ文字と謎の文字
モクマ&チェズレイのバディエピソード下水道を見ていて初めて気づいた背景。
アルバムだとこんな感じで、実を言うと画面で見てても右の方に文字が書かれてることにぜんぜん気づいていなかった。暗すぎて…
下水道でライトがついた状態の背景を見て、あれっ文字書いてある!って気づいた。
テレビの大きい画面だったら赤提灯くらいの視認性ならミカグラ文字として読めた。
しかし情報量が多い。

イざかや
いざかや
ろん?
ろん?
やまと
やまと
みやび
みやび
イざかや(いざかや)
もっとも目立つ赤提灯。
イは例の子音部首がない「あ行」母音の「い」で間違いないと思う。
前回の記事でも妄想していた、略字また旧字の変化球で、使われている状況も当てはまっていると思う。
やまと(やまと)
左下、黄色い縦書きのサイン。
若干隠れていて見づらいけれども、1文字目の子音がこういう形になるのは「や行」しかないはず。
1文字目と2文字目が同じ「あ段」なのに微妙に筆致が違うので若干戸惑ったけど、単語も不自然ではないので「やまと」で合っていると思う。
みやび(みやび)?
右下の白いサイン。
斜めの配置だったりラフな筆致なのでちょっと読みづらい。
1文字目が難しいんだけど、母音イ(い)と、「ま行」子音マの組み合わせで、子音のほうが重なっちゃってるのかな?と。
ただもうひとつの見え方として、母音オ(お)の左下に払う線が見えていなくても(も)と読むこともできそう。
みやび(みやび)として判断したのは、残り2文字から。
3文字目もけっこう難しい。
ただ母音の位置と形を見ると、イ(い)で間違いないと思うので、あとは右の子音を絞り込むことになる。
「た行」の子音だったらラフに書いてもこうはならないと思うのと、「さ行」ならもっとごちゃっとボリュームのあるシェイプになると思う。
小さいスペースに「ハ」をちょちょっと書いたらこうなるかな?と、ほかの部分のラフな筆致も考慮すると、濁音のび(び)が当てはまるかと考えた。
ろん(ろん?)
右上の縦書きサイン。
画面で見た時にまるで雀荘みたいな看板だな〜と思いつつも、何が書いてあるのかわからなかったので、スクショ取り込んで確認。
「ん」はわかったのだけど、1文字目が「しかばね」に「父」に見えてしまい、なんだかわからんのでスクショ見ながら紙に書いてみて「ら行」だ!と思い至る。
いやどう見てもろではないんだけど、かといってれというにはなんか違うような?
上の部首が「ら行」で、下は例の謎の文字ゝじゃあないだろうか?
もしそうだとすると「ら行」のどれなんだ?
- らん
- りん
- るん
- れん
- ろん
店名なのだから何でもアリだ。
そして確信した。
バディミッションの世界にも!
麻雀がある!
ミカグラ島にも!
雀荘がある!!!
— なつみ (@natsumi_m31) May 28, 2022
大興奮である。
BOND4人いるから4人打ち麻雀できるね!!
モクマさんなんてそのまま某麻雀漫画にでてきそう…
私の気が確かならばどこかのセリフで誰かが麻雀ってワードを言ってた。
そんな記憶がある。
今の私の頭の中に蘇ってきた。
言ってたよね?
このままだとミカグラ文字そっちのけで麻雀の話をしてしまいそうなので次に行きましょう。
ミカグラデザインの麻雀牌セット発売されたら3万円くらいなら買う。
できれば赤ドラはレッドダイヤ埋め込んでください。
そしたら5万円くらいなら買う。
あっいけない麻雀の話をしてしまう…
赤い看板の謎の文字
こういうミカグラ文字っぽくない文字がときどきあるんだけど、これはミカグラ文字なんだろうか?
そもそもこの世界には英字とミカグラ文字しかないわけではないと思うので、どこか別の国の文字なのではないだろうか?
日本でも、たとえばベトナム料理店とかインド料理店とかで、そのままじゃ読めない文字がドーンと書かれている看板はある。
ガリ国のショウガー文字とかだったらもうお手上げ。
いや、もっと怖いのは「これもミカグラ文字のキャラクタの一種」という地獄パターンだ。解読不能。
あらためて温泉のミカグラ文字を考え直す
「いざかや」のおかげでやる気が出てきたので、もういっかい温泉の画像を確認してみたいと思う。
いややっぱわかんねーわ。
母音や一部の子音を略して書けるとして、「〜ず」という言葉に当てはまるものがなかなかない。
「ずで終わる言葉」をググって、その中で「お」から始まるものと「も」から始まるものを漁ってみたが、この看板と一致するような言葉はないのである。
ブロッサム大温泉郷の背景をただのミスとして片付けずに「どちらも存在するもの」として妄想した理由のひとつが、
この1枚の背景の中で母音付きみ(み)で表記されたみかぐら(みかぐら)と、母音なしの「ま行」子音のマが混在していたから。
ミカグラは地名だし歴史もあるので、表記は決まっているものと思われるし、1枚の中で同じ文字が出てくるのに、そんなミスするかな?と…
けりごマ(けりごま)や、今回のイざかや(いざかや)の読みはほぼ間違いないはずなので、とりあえずこの記法自体は「あるもの」として考えていきたい。
(いやただのミスですって言われたらそれまでだけど、まあそれはそれとして楽しみましょう)
ちなみに前回けりごまとかはアルバムで確認できるから楽ちん〜とか言ってたんだけど、確認できないことがわかった。
横にスクロールができん…
それなのにルークとアーロンのバディの縦長のやつは縦スクロールできる。解せない…
唯一提示できることといえば、「オマヤず(おまやず?)」のマとヤが、子音同士でリエゾンできるという可能性だ。
(そんなら文字のリガチャもできそうだけど…)
かなり英語的な発想になるけれども、「mi」や「my」のあたりの発音に近い形を表現していて、実はオマヤずの表記で「おみず」なのではないか?
ここまで考えてようやくまともな単語になり得る可能性が出てきたのでとってもゴリ押しだけど、アーロン&モクマのバディエピソードでサウナに入ったあと、ここでお水を飲んでいたのでは?
ああいうスーパー銭湯とかSPA行くと、いくつかのお風呂とかお店があるけど、それらをつなぐ通路のエリアでもお水飲めたりするし…
前回の記事で捻り出した「おみやげ」の間違いでは?という説も捨てがたいんだけど、「みかぐら」がすぐ近くにあるのと、けりごまとの一致でマは「ま」としか読まないような気はする。隣のヤと合わせて初めて「み(まぃ)」になれるというか…
1回目の記事でも言っていたように、「い段」の母音部首イが、英字の「I」ではなく「Y」の字形になっているあたり、造り方に英語寄りな部分があってもおかしくはないし、表音文字としてそういう機能はありそう。
まあ何をどう言おうが苦しい説しか出てこんのだけど。
見た目も休憩所というよりはお店っぽいしなぁ
そしてふつうに「オみず(おみず)」の「み」を左右逆に間違えたという説ももちろんあるでしょうが。そっちの方がスッキリするわい。
ただ、もうひとつ引っかかってることはあって、例の宿敵「のぐーんちまわそ」なんですけども。
ここで本来ならじ(じ)では?というところの文字がぐ(ぐ)になっていること。
そして温泉のほうでは、もしも「おみやげ」ならばげとなるところの文字がずとなっていること。
仮定と仮定のミルフィーユで言ってる本人もしんどいが、「おみやげ」のミスという前提と、「のじゅんに」のミスという前提を組み合わせると、このあたりの制作をしている間に「が行」らへんの文字と「ざ行」らへんの文字がごっちゃになって取り違えが起きていたのではないか?という仮定もできそう?
そして母音の略字も、制作時期によってミカグラ文字の仕様が変わっていてこうなってるだけ、って可能性もある。
とにかくどこかを一致させるならどこかがおかしくなるのでそっちの言い訳を考えないといけないって状況。
お願い誰か私を楽にさせて…「全部ただのミスだったわガハハ!」って言って…
公式は早く「ミカグラ歴史博物館図録(¥4,500)」を出して…!
しんどー
たのしー!